日本に住んでいるのだから、日本の気候に合った服を選びたい。
また、せっかく選ぶんだったら、からだに合った服を選びたい。
普段の生活を送る上で心地良さを感じる服であって欲しい。
僕が洋服をセレクトするのに重要視している項目です。
多くの人にとって、ワードローブに欠かせないデニム。
上記の項目をベースに、数あるデニムブランドの中からHATSKIを選んだ理由をお話します。
HATSKIとは
HATSKI = 8月。
日本は四季がはっきりとしており、8月と言えばインディゴブルーの青々とした空や、透き通った海のような自然の色彩を彷彿とさせます。
あくまで”普通”なんだけど、誰もが身に着けることで嬉しく思える。ずっとずっと大切にしたいと思える。
そんな温度のある服づくりをコンセプトに掲げ、デニムを中心に展開。
生地や縫製の向こう側に、どんな人が、どんな匂いのする場所で、どんな仕事をしているのか。生産の背景にまで思いを馳せることができる、貴重なブランドです。
シルエット
HATSKIのデニムは、全て熟練の職人による”手裁断”で作られています。
特に、ヒップを曲線にカットにすることで立体的な美しいシルエットを実現。
お尻周りにボリュームを持たせ、裾丈は日本人に合わせて長すぎない設計に。
「足がキレイに見える」
「体型を選ばず履ける」
「コーディネートしやすい」
そんな丁度良さを追求しています。
HATSKIのデニムは今季、全4シルエットでの展開。
その全てが、日本人の身体にフィットするシルエットにこだわっています。
-Loose Tapered Denim–
股上は深め、ワタリはゆったりと余裕をもたせています。膝下からは強めのテーパード。
おしりの大きな人はすっぽり穿き、おしりの小さな人は生地が余ってもゆるくきれいに見えるシルエット。
誰もがきれいに穿ける、HATSKIの大定番です。
お色はワンウォッシュ、ブルー、アイスブルーの3色展開。
-Regular Tapered Denim–
おしりや太ももに余裕はあるけど、細めにきれいに見える形。
レングスもくるぶしくらいに設定することで、ちょっときれい目のときにも穿ける優等生。
お色はワンウォッシュ、ブルーの2色展開。
-Wide Tapered Denim–
HATSKIのデニムの中で最も太いシルエット。
深めの股上にゆったり余裕をもたせたワタリ。
一方で、短めの丈感と裾にかけて施された緩やかなテーパードにより、ワイドなのに野暮ったくない絶妙な仕上がりです。
お色はワンウォッシュ、ブルーの2色展開。
-Straight Denim–
股上が深め、ワタリはゆとりがあるベーシックなストレートシルエット。
とは言え、裾にかけて僅かにテーパードをかけることで、HATSKIらしい独特のクリーンさを醸し出しています。
お色はワンウォッシュ、ブルー、エクリュの3色展開。
生地
1日にたった50mしか織れない、人の手による微調整が必要な旧式の力織機を使用しています。
本来あまめの織目で仕上がりますが、最大限に度詰めすることで生地厚がありながらも独特の柔らかさ、ぬめりが生まれます。
この風合いこそHATSKIデニムの魅力です。
HATSKIのYouTubeチャンネルに生産現場の様子がアップされているのでご紹介します。
ご覧頂ければお分かりのように、国内の職人たちによる手作業、数々の工程を経て作られています。
スピード優先の最新式生産ラインとは違い、ヴィンテージの機械を用いて一つ一つ丁寧に仕上げているのです。
着ていて感じる心地良さ
オリジナルボタンフライ、隠しリベット、丸みのあるベルトループ、糸番手など、5ポケットデニムにあって欲しいこだわりは当たり前のように備えているHATSKI。
それ以外にも細かなこだわりがポケットです。
従来デニムのポケットは物が取り出しにくかったり、後ろポケットが破れたりしやすいもの。
しかしHATSKIのデニムポケットはステッチで強度を増すのではなく、厚手の生地を丁寧に縫ってもらうことで強度のあるポケットに仕上げています。
生産効率はあえて優先度を下げ、着ていて心地良いデニムとは何か?を徹底的に考え手間のかかる工程を採用しています。
最後に
どんな体型でもしっくりと合い、普段使いに心地良いデニム。
僕にとってHATSKIはまさに、そんな理想を叶えてくれるデニムなのです。
皆様も是非一度お試しください。
当店ではHATSKIをサイズ0から4までを取り揃えており、ユニセックスでお楽しみ頂けます。
HATSKIの商品一覧はこちらからどうぞ。